HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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ホプキンズの夜/ジェイムス・エルロイ
『血まみれの月』に続くロイド・ホプキンズ刑事シリーズの第二弾。相変わらず破天荒な仕事ぶりで周囲の反感をかっているロイド。女好きも、相変わらず。違法行為炸裂の捜査で見事に事件を解決した彼だが、今回はちょっとやりすぎかな~って感じ。彼のトラウマに触れるような現象もなかったのにね!?あとがきを読まなかったら、“大きな音に弱い”という彼のトラウマなんて忘れてしまうところだったわ。
 彼は背が高くて体格がいいハンサムという設定である。だから女にもモテる、と言うのだがそれがどうも想像できなくて困るんだよなぁ。体格のいいハンサムって、俳優で言うとどんなタイプなんだろう…。少なくとも私の好みじゃないから、思いつきもしないや。
 これも前作同様、犯人と刑事の話が同時進行しているスタイルである。今回の敵もかなりの知能犯。ロイドがいつその策略に気づくのか、ハラハラしながら読んだ。前作よりもかなり近くにいる人物だったし、かなり彼に騙されていたからね。その辺の判断力が、魅力的な女性の出現で鈍ってしまうあたりも相変わらずだ。やれやれ。どうやら私は彼のことがあんまり好きじゃないようだわ。それはやっぱり彼の見た目が想像できないせいのような気がするんだけど…。
 今回登場する絶世の美女は、思った通りしたたかな悪女だった。やっぱ美女はそうじゃなくちゃね!そのしたたかぶりが馳作品の女性みたいに行き過ぎだと冷めちゃうんだけど、リンダはラストでドカーンと悪女ぶりを発揮してくれたので気持ち良かった。でももうちょっといろいろ仕掛けてくれた方が楽しかったかな。それまでがのらりくらりとしているので、物足りない感じだ。て言うか、今回は全体的に物足りない造りだった。仕掛け、策略、登場人物の過去などの全てのファクトが中途半端。ロイドシリーズは次作の『自殺の丘』で完結するらしい。もちろん、現在進行形で読んでいますよ。その次の新作『キラー・オン・ザ・ロード』も買いましたよ。しばらくはエルロイ作品にじっくりつきあっちゃおうかな。意外と読むのに時間かかるんだけどね。
ホプキンズの夜 ホプキンズの夜
ジェイムズ エルロイ (1990/07)
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