HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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猟犬クラブ/ピーター・ラヴゼイ
シリーズ四作目というのは、あとがきで初めて知った。何の知識もなく、ただ何となくタイトルとカバーのあらすじに惹かれて衝動買いした一冊だったのだ。あとがきによると、本書はシリーズの中でも異色の一冊らしい。パロディ満載でライトな仕上がりらしいが、ミステリの名作を絡めたジョークはなかなか楽しかった。何と言ってもキーワードは「ミステリ愛好家の集い」だからね。
 猟犬クラブのメンバーは皆個性的で面白い。しかも全員ミステリの好みが違う。作品について語り合うシーンはクリスティやディクソン・カーなどの古典ミステリからエルロイなどのノワール系までのオンパレードで、ミステリの名作を読んだ事のある人ならくすりとするシーンが満載だ。『薔薇の名前』オタクっていうのも、いかにも海外~って感じ。小坊主が出てくる僧院モノなんて、いかにもな設定だもんねぇ。
 最初の殺人から徐々にメンバーがお互いを疑い出し、ついには連続殺人事件にまで発展していくのだが、物語がバタバタしてるうちに終わっちゃったかなって感じ。しかしキャラクター設定がしっかりしているので、混乱する事はなかった。こんなにキャラクターが生きている海外モノは久しぶりのような気がする。初めての作家だったけど、すんなり読めましたラヴゼイ。シリーズの前作はタッチが違うようなので、一作目から読んでみようかな。
 この本を読むと、昔のミステリが読みたくなる事請け合い。特にディクソン・カー。私は彼の作品をあまり読んだ記憶がないので、是非とも『三つの棺』は読んでみたいと思う。クリスティはほぼ全作読んだが、『なぜエバンスに頼まなかったのか?』は読み直したいなぁ。そしてこの間『シャーロック・ホームズの冒険』を読んでみたので、ホームズものも改めて全作読み返したいと思う。いい加減訳が分かりづらいので、文庫を買い直そうと思っているんだけどね。
猟犬クラブ 猟犬クラブ
ピーター ラヴゼイ (2001/06)
早川書房
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