HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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暗黒の塔1-ガンスリンガー/スティーヴン・キング
 『アトランティスのこころ』を読んだら、ふつふつと『暗黒の塔」(ダークタワー)』シリーズが読みたくなった。思えば『ローズマダー』を読んだ時も、『ダークタワー』の匂いを感じていたのだ。今まで何故読んでなかったのか不思議なくらいだ。て言うか、文庫本が出てる事を古本屋で見つけるまで知らなかったんだけど。
 物語はガンスリンガーが黒衣の男を追って旅をしている、というシーンから始まる。何故、とか黒衣の男って?と言った疑問は一切説明されないまま話が進む。でも、その世界にぐいぐい引き込まれてしまうのだ。それがキングマジックなのよね~。私はファンタジーなんて大嫌いなのに。魔法というデタラメな世界でも、それをご都合主義だと思わせない設定が素晴らしいのだ。
 この本のお薦めは、本文の後に収録されている解説である。ホントに、こういう内容の説明が欲しかったんだよぉ~!という、あとがき好きな私を大満足させる素晴らしい内容だった。最近やっと分かったのだが、「あとがき」と「解説」は違うのだね。「あとがき」は主観が入っていたりあらすじを紹介するだけの文章だったりで、あまり面白くない。あまりにくだらない「あとがき」を読むと、本を買った事を後悔する位ガッカリする。これからは「解説」の時代だ!主観が入った「あとがき」なんかいらない!と、私は思う訳なのだが、一般の読者はどうなんでしょうね?
 キング本人が「この物語が完成するまでには300年かかる」と言っている程、壮大な物語の序章。しかもこの物語の登場人物は、その他のキング作品にも深い関わりを持っている。やはり『アトランティスのこころ』を読む前に本作を読んでおくべきだった、と激しく後悔。物語の中で語られる、ガンスリンガーの過去にイマジネーションが膨らむ。中世の城、魔術師の陰謀。ガンスリンガーことローランドは、『ドラゴンの眼』の主人公と同じだと解説では言っている。これは…ファンタジー嫌いとか言ってる場合じゃないかも。もちろん既刊の『暗黒の塔2 ザ・スリー』も買いました。破滅後の荒涼とした世界で繰り広げられる切ない物語。例えファンタジー嫌いでも、キングファンなら読んどけ!の一冊だ。 
ガンスリンガー―暗黒の塔〈1〉 ガンスリンガー―暗黒の塔〈1〉
スティーヴン キング (1998/09)
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