HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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ランゴリアーズ/スティーヴン・キング
本当は発売された時すぐに買おうと思っていたのだが、飛行機事故の話だと思って止めておいた作品。発売は1999年7月、私が新婚旅行に出掛ける直前だったのでナーバスになっていたのね。実際はかなりSFチックな作品でしたけれども。
 これは10年前に読んでいたら、評価の低い作品だったと思う。『霧』に通じる不条理の世界、日本語版がなかなか発売されなかったのも納得できる。確かに『霧』ほどのインパクトはないが、最近の私はSFも受け入れられる体質になったのさ!あんなに苦手だったファンタジーだった読んじゃうんだからね!もちろん愛するキング様の作品に限りますが。
 つまりは“キング大好きフィルター”がかかっていなければ、ちょっとツラい作品かもって事。『秘密の窓、秘密の庭』も途中までかなり怖くて面白かったのだが、ラストのオチを読むと「うーん」って感じだ。人が狂気に墜ちていく様は恐ろしいが、狂っている人間の頭の中は“何でもアリ”だからな。現実と妄想の境目なんて、彼らにとってはどうでも良い事。それをリアルに語られるとツラいものがあるなぁ。
 『ランゴリアーズ』は突っ込みどころ満載の作品。『秘密の…』は精神的恐怖にハラハラさせられる良作。この本は既刊の『図書館警察』と合わせるとキングの作品集『Four Past Midnight』一冊分になる。『図書館警察』のあらすじを読んだ限りでは“いけないオーラ”がぷんぷんとしていたが、キングファンとしては読まずにはおれないでしょうね。しかし『図書館警察』って…。もっとマシな訳し方はなかったんだろうか?是非とも原題が知りたいものである。
ランゴリアーズ ランゴリアーズ
小尾 芙佐、スティーヴン・キング 他 (1999/07)
文芸春秋
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