HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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●本陣殺人事件 ●女王蜂 ●三つ首塔/横溝正史
今年は横溝正史生誕百周年記念と言う事なので、実家から持ってきた古~い古~い文庫本を引っ張り出して読みあさっている。中学生の頃に読んでいた本なので、紙なんか黄色く変色してるし本全体がカビくさい。電車の中で読むのは恥ずかしい位の古い本だが、中身は今でも充分楽しめる最高の探偵小説だ。私はこの人の本と出会えなかったら、今の自分はないのではないかというくらいに影響を受けた。血みどろ、愛憎、血の絆、猟奇。彼の影響を受けたと思われる現代作家は多数いるが、やはり本家の美学には到底敵うものではないと改めて感じさせられた。
 でもね、トリックや動機は結構あっさりしていたりして。『本陣…』のトリックは有名だが、あれはあれでちょっと無理があるような気もしないではないし…。何と言っても『本陣…』の動機がすごいでしょ。さすがに時代を感じさせるというか、今時の若者は全員初夜に殺されなければならないのではないだろうか…もちろん私もその一人ですが。
 『女王蜂』と『三つ首塔』は、プロットが似ているので続けて読むと面白い。しかし最近は読んだ先からどんどん内容を忘れてしまうが、昔読んだ本は忘れないんだなぁ。『女王蜂』を読んでいた時。物語のキーワードである「蝙蝠」という言葉が出てきた瞬間、頭の中に稲妻が走ったみたいな感覚が来て、一瞬にして犯人からトリックから「蝙蝠」の意味から全て思い出してしまった。それだけ昔ハマってたって事なのだろうが、これにはかなり感動した。もちろん全て思い出しても、最後まで楽しみながら読みましたとも!
 『三つ首塔』は昔、かなりエロティックな描写にドキドキしながら読んでいたような気がしたが、今読んでみると「ふーん」って感じ。ちょっと強引な男の人に憧れていた時期だったのね♪ ここのところは違う作家の本を読んでいるが、まだまだ文庫本はたくさんあるぞ。ほとんど全巻揃っているからね。ただ『病院坂の首くくりの家』は持っていなかった様な気がするので、改めて買ってもいいかもしれない。 でも私は昔の装丁が好きなんだよな~。代表作は百周年記念で新しい表紙になっているのだが、昔のあの絵がいいのだ。おどろおどろしくて淫靡。表紙のイラストを見ただけで、これから起こる血なまぐさい愛憎劇にドキドキするのだ。やはり私の原点はシャーロック・ホームズと横溝正史。最近古典にハマってラブクラフト全集なんて買ったりしているので、ポーの全集も読み直そうかな。
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女王蜂 女王蜂
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