HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
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容疑者Xの献身/東野圭吾
言わずと知れた東野圭吾の直木賞受賞作品。
最後まで推理の手がかりの1つを伏せていた事で論争になったといういきさつがあるが、そのモヤモヤを吹き飛ばす位、最後に明かされた真実は重くて悲しかった。
その真実を知った時からラストまで号泣。
人を愛するという事がどんなに純粋でパワーのいる事なのか。
そんな風に人を愛した事があるだろうか?
というような事をしみじみと考えさせられた。
精緻に組み立てられた構成に脱帽。
直木賞受賞作にふさわしい名作だ。

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
(2008/08/05)
東野 圭吾

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灰色のピーターパン/石田衣良
「池袋ウエストゲートパーク」のシリーズ6作目。
・灰色のピーターパン
盗撮をしていた小学生を恐喝してきた上級生との諍いが、凶暴なOBの参戦によりマコト、タカシを巻き込んだ大騒動になる物語。まぁガキの争いは面倒だというマコトのセリフ通りの展開だったかな…。

・野獣とリユニオン
通りがかりの男に足を壊されて自分の夢を諦めた男の妹が、犯人に復讐を誓う物語。人を憎む事の虚しさ。「相手を知る」事で矯正できる関係もある。人間ですもの、他人との関係ってそういう事の積み重ねだよね。

・駅前無許可ガーデン
キャバ譲御用達の無許可保育園に勤める男にかけられたロリコン容疑を晴らすために、真犯人を見つけ出す話。もうちょっと奥深い設定に出来たような気もするなぁ…。何となく物足りない印象。

・池袋フェニックス計画
指折りの歓楽街である池袋の浄化作戦の影に潜む闇の関係。池袋は“ああいう感じ”だからイイんだよねぇ、と近隣住民の私は思うわけで。まぁ闇の関係については序盤から予想できる展開だけど、タカシの色男っぷりが堪能できる一作。

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク6 (文春文庫 い 47-10)灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク6 (文春文庫 い 47-10)
(2008/10/10)
石田 衣良

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