HOT SHOT! book
月1ペースで読んでいる小説の読書感想文です。
200807<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>200809
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
扉は閉ざされたまま/石持浅海
2006年「このミス」第二位に選ばれ、WOWOWでもドラマ化されたミステリ。
倒叙型と呼ばれる、犯人による犯罪描写が先に説明されてそれを探偵が推理してゆくというパターン(「刑事コロンボ」が有名)の本格派ミステリである。
密室状況を作り、事故に見せかけた殺人事件を計画した犯人。
彼は「扉を開けさせない」事に固執する。それは何故か?
という内容で、途中までは大変面白かったのだが…。
動機を聞いてガックリ。確かに発表当初は動機が不自然だという書評などもあったようだが、そりゃそうでしょ。私は動機が不明瞭もしくは不自然な物語は好きじゃないのだ。
まぁこれは好みの問題なのだが…。
私的には、途中まで良かったのに残念という印象。
探偵役の彼女が下した決断も、いまいち納得できない。
そこまでイイ男か、彼って??
まぁ1日もあれば読める作品なので、「このミス」受賞作品に興味のある方はどうぞ…。

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)
(2008/02/08)
石持 浅海

商品詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

こころ/夏目漱石
取り急ぎ、読了報告。
高校生の頃読んだ以来の「こころ」。
「DEATH NOTE」の小畑健が描く期間限定カバーを見て、久し振りに読んでみたくなった。
純文学を読むのは久し振りだけど、昔の小説は「人間の心の動き」とか「人間の醜い部分」とかを率直に描いていてスゴイなぁ、と思う。
先生があのような行動を取ったのは確かに卑怯だと思うけど、その気持ちも分からんではない。そこに何とも言えない“切なさ"や“やるせなさ"を感じるのだ。
推理小説でも、横溝正史の描く世界はそれに通じるものがある。
残された人の気持ちを考えると、胸が締めつけられるようだ。
しかし解説で、本作が海外では「同性愛小説」として紹介されていると読んで愕然とした。“私"が先生に追い求めていた、心が揺さぶられるような感情を同性愛と判断するとは…。
やっぱ海外文学との温度差は埋められないようです。

こころ (集英社文庫) (集英社文庫)こころ (集英社文庫) (集英社文庫)
(1991/02/20)
夏目 漱石

商品詳細を見る

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。